富士通、小型化を実現した非接触型静脈認証センサー開発

　富士通、富士通フロンテック、富士通研究所は、さらなる小型化を実現した非接触型静脈認証センサーを開発した。

　新開発の静脈認証センサーは、大きさ25×25×6mmと従来製品よりも5.2mmの薄型化を実現し、重さも従来比56％減の約4gに軽量化した静脈認証センサー。薄型パソコンやタブレット端末にも搭載できるとしている。

　センサーは反射方式で認証する非接触タイプ。薄型かつ軽量化を実現するため、証明および光学系の新たに設計し直した。センサーは、手のひらの静脈を連続撮影し、その中から最適な画像を選びだして照合する。

　なお、今回の静脈認証センサーは、現行製品と登録や認証データ形式に互換性があり、手のかざし方などの運用面でも互換性がある。