JCBが海外渡航者向けに「JCBグローバルWiFi」、ビジョンと提携

　JCBは、全てのJCB会員を対象に、海外用モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービス「JCBグローバルWiFi」の提供を開始した。ビジョンとの提携で実現したサービスで、ビジョンのサービスより割安で利用できる。

　「JCBグローバルWiFi」は、JCBのクレジットカードを持つ会員に向けて提供される、海外用モバイルWi-Fiルーターのレンタルサービス。世界200以上の国と地域で、3G/LTEのモバイルデータ通信サービスを利用できる。料金は渡航先によって異なるものの、1日単位の定額制となる。ビジョンのサービスと比べ、一般カードユーザーは5％、ゴールドカード以上のユーザーは17％の割引が適用される。なお、4月1日までの申込受付分は、サービス開始を記念して、一般カードユーザーで7％、ゴールドカード以上のユーザーで20％という割引率になる。

　たとえば台湾の場合、ビジョンの「グローバルWiFi」では1日470円だが、「JCBグローバルWiFi」では一般カードユーザーで1日446円、ゴールドカード以上のユーザーで1日390円となる。また米国では1日880円のところ、一般カートで836円、ゴールドカード以上で730円となる。

　ルーターは国内の一部空港（成田、羽田、関空、中部、福岡）と博多港で受け取れる。またソウル、ホノルル、台北、バンコクでは、現地の宿泊先や空港などで受け取ることもできる。決済はJCBカードのみ。