ウィルコム、防水&Bluetooth対応の「HONEY BEE 5」発売


 ウィルコムおよびウィルコム沖縄は、京セラ製のストレート型PHS端末「HONEY BEE 5」(WX07K)を11月15日に発売する。11月8日より予約受付が開始される。

 価格はオープンプライス。ウィルコムの通販サイトでは、「W-VALUE SELECT」を適用した場合の一括購入価格は3万720円と案内している。そこから「W-VALUE」割引が適用され、契約2カ月目から24カ月にわたって980円(合計2万3520円)引きとなる。実質負担額は7200円で、分割払いの場合は300円かける24カ月となる。

 「HONEY BEE 5」は、ポップでカラフルなツートンカラーを採用した京セラ製のPHS端末。若年層をターゲットに展開されてきた「HONEY BEE」シリーズだが、第5弾となる今回は、10代後半~30代までをターゲットとしたモデルという。電源ON/OFFや、待受画面などに「HONEY BEE」シリーズのハチのキャラクターが登場する。

 端末中央部でカラーが異なり、これまでの携帯電話やPHSには見られない配色パターンを採用している。ボディカラーはブルー×イエロー、イエロー×オレンジ、ピンク×ピンク、バイオレット×ピンク、グリーン×パープル、ブルー×レッド、ホワイト×ホワイト、ブラック×ブラウンの8種類となる。

 シリーズ初の防水モデルとなり、IPX5/IPX7クラスの防水対応となる。また、Bluetooth 2.1+EDRをサポートし、スマートフォンで着信電話が受けられるほか、アドレス帳の受信やスマートフォン側に届いたメールの新着確認が行える。Bluetoothは子機(スレーブ)のほか、親機(マスター)としても利用可能。対応プロファイルはHSP/HFP/PBAP/SPP。

 ディスプレイは約2インチ、240×320ドットのIPS液晶を搭載。カメラは約31万画素CMOSセンサーのカメラを2つ装備する。16パターンのキーイルミネーションが用意される。また、京セラ独自機能となる「すぐ文字」に対応し、待受画面で入力した文字を検索などに利用できる。

 NetFrontのブラウザ、Javaアプリ、Flashプレーヤー、赤外線通信機能などに対応する。Eメールおよびライトメール、着うた、ウィルガジェットなどが利用できる。microUSB端子を経由してイヤホン端子も利用可能。

 大きさは約42×126.5×10.9mmで、重さは約78g。連続通話時間は約10時間、連続待受時間は約590時間。Bluetoothを起動した場合、待受時間は3割程度短くなる。



 

(津田 啓夢)

2012/11/1 10:03