九州大学の学内ネットワークにアクセスできるWiMAXサービス


 UQコミュニケーションズは、10月1日より、九州大学の学内ネットワークにアクセスできるサービス「kitenet(カイトネット) WiMAXサービス」を提供する。九州大学の在学生、教職員専用のサービスとなる。

 「kitenet WiMAXサービス」は、九州大学専用となるモバイルWiMAX方式のデータ通信サービス。大学との連携サービスは、慶應義塾大学、京都大学に続き、3例目となる。九州大学の在学生や教職員は、外出先や自宅など、国内のWiMAXエリアであれば、どこからでも学内の情報などを利用できるようになる。通常のWiMAXサービスと同じく、インターネットへの接続ももちろん利用できる。

 UQのWiMAXネットワークと九州大学の学内ネットワークでありKITEを接続したことで実現したという同サービスは、国立情報研究所(NII)の「学術情報ネットワーク(SINET4)」を介している。同じくNIIの「学術認証フェデレーション(GakuNin)」でユーザー認証を行う。従って、VPNなどの設定なしで、学内ネットワークへアクセスできる。

 料金プランは、1年契約の「kitenet Flat年間パスポート」が用意されるが、価格は現時点では明らかにされていない。更新月以外での解約では5250円かかる。また契約時には登録料として3150円かかる。対応端末は、市販のWiMAX対応パソコン、モバイルWi-Fiルーターなど。

(関口 聖)

2012/9/20 16:34