サムスンとDellのWindows端末にクアルコム製チップセット採用


 米Qualcomm(クアルコム)は、サムスン電子が発表したWindows Phone 8およびWindows RT搭載モデルと、Dell(デル)製Windows RT搭載モデルに、クアルコムのチップセットが採用されたと発表した。

 サムスンでは、ドイツのベルリンで開催中の展示会「IFA2012」にあわせて、4.8インチディスプレイを搭載したWindows Phone 8端末「ATIV S」と、10.1インチディスプレイ搭載のWindows RT端末「ATIV Tab」を発表した。またDellは、10インティディスプレイ搭載のWindows RT端末「XPS 10」を発表している。

 これらの端末には、クアルコムのチップセット「Snapdragon S4」シリーズが採用されている。「ATIV S」には、DC-HSPA+およびTD-SCDMA方式の無線通信モデムのチップも搭載された「MSM8260A」が、「ATIV Tab」と「XPS 10」には、無線通信用チップのない「APQ8060A」を装備する。クロック周波数は1.5~1.7Ghzのデュアルコア、GPUは「Adreno 225」となる。

 




(津田 啓夢)

2012/8/31 13:53