Sleipnir Mobile for Android 2.1、Webサービスとの連携を強化


 フェンリルは、Android向けブラウザアプリの最新版「Sleipnir Mobile for Android 2.1」の提供を開始した。アプリの利用料は無料。

 今回提供が開始された最新版では、Webサービスとの連携が強化されたのが特徴。共有系サービスとして、Twitter、Facebook、Google+、LinkedIn、Tumblrのほか、“あとで読む”系のReadability、Instapaper、Pocket、保存系のDropbox、Evernote、SkyDriveに対応。閲覧中のページを各サービスに投稿するといった操作が簡単に行える。Fenrir Pass IDを取得して入力すれば、同じIDで利用するパソコンやスマートフォンのSleipnirで、これらのWebサービスに再度ログイン・認証をしなくても利用できるようになる。


「Sleipnir Mobile for Android 2.1」

 

 同社はまた、パソコン版のブラウザ「Sleipnir 3」と「Sleipnir Mobile」の間でURLや電話番号、テキストを送受信できる「Sleipnir Linker」のiPhone版の提供を開始した。Android版はすでに提供されている。利用料は無料。

 「Sleipnir Linker」は、パソコンのSleipnir上で調べた電話番号や住所、URLといった情報をスマートフォンのSleipnirで簡単に受け取れるようにするアプリ。iPhone版アプリでは、プッシュ通知を許可することで、送られてきた情報をワンタッチで開いたり登録したりできる。利用にはFenrir Pass IDを利用する。


「Sleipnir Linker for iPhone」

 




(太田 亮三)

2012/7/19 13:09