ソフトバンク、子供向けにスマホ利用のための教材


 ソフトバンクモバイルと企業教育研究会は、子供が安心かつ安全にスマートフォンを利用できるよう、使い方などを学べる教材「考えよう、ケータイ・スマートフォン」を制作した。学校の授業での利用が想定されており、全国の学校、PTA、地域の協議会などへ順次、配布する。

 両者では、子供の携帯電話利用に関するリテラシー向上をはかるため、2008年12月に「考えよう、ケータイ」と題する教材を制作。まずはメール依存などのリスクについて学べるようにした教材で、その後、2010年3月には家庭でのルール作りなどが学べる「みんなで考えよう、ケータイ」という教材を制作していた。

 今回制作された「考えよう、ケータイ・スマートフォン」は、従来の携帯電話(フィーチャーフォン)と、スマートフォンの違いを学び、インターネット上でのコミュニケーション、情報発信について考える、という内容になっている。かつてに比べ、ソーシャルネットワークサービスが一段と広がり、より手軽に写真や動画を公開、ネット上で伝播する環境となっていることを踏まえ、携帯電話関連のトラブルに対して注意すべき点も変化しているとして、スマートフォンとの付き合い方が学べる。

 6月14日からは、企業教育研究会の事務局で申込受付を開始。6月29日以降、順次発送される。

(関口 聖)

2012/6/14 17:13