「DIGNO ISW11K」「MIRACH IS11PT」などに不具合、ソフト更新開始


DIGNO ISW11K

 KDDIは、京セラ製「DIGNO ISW11K」と、パンテック製の「MIRACH IS11PT」「EIS01PT」の不具合を公表し、通信経由で不具合を解消するソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「DIGNO ISW11K」の不具合としては、電源が再起動する事象と、Bluetooth接続時に通信が切断する事象が報告された。最新版の端末ソフトウェアを適用することでこれらの不具合が解消するほか、Wi-Fiテザリング設定の「セキュリティ」において、初期設定値が「Open(設定なし)」から「WPA2PSK」に変更される。更新ファイルのサイズは約14MB。

 更新は、Wi-Fiや3G、WiMAXのいずれでも実行できるが、3GとWiMAXについてはパケット通信料が発生する。更新に要する時間は最大20分で、この間110/119番といった緊急通報を含む携帯電話の操作は受け付けない。更新前のバックアップが推奨されている。

 パンテック製の「MIRACH IS11PT」「EIS01PT」の不具合としては、一部のmicroSDカードにおいて保存ファイルが起動できない事象、ブラウザでネットに接続する際に時間がかかる事象が報告された。最新版の端末ソフトウェアを適用することで、これらの不具合が修正されるほか、細かいバグも修正される。なお、こちらの更新にはパケット通信料がかからない。

 更新に要する時間は最大で30分間。この間110/119番といった緊急通報を含む携帯電話の操作は受け付けない。


MIRACH IS11PTEIS01PT

 

(津田 啓夢)

2012/2/3 14:38