ARアプリ「てのりん」で初音ミクの衣装コンテスト、新キャラも

　KDDIとクリプトン・フィーチャー・メディアは、AR（拡張現実）アプリ「てのりん」にまつわるコンテストを開催する。

　「てのりん」は、KDDI研究所の技術を利用し、頓智ドットとともに開発されたARアプリ。スマートフォンで同アプリを起動し、カメラで手のひらをとらえると、キャラクターが手のひらに乗っているかのように表示される。今回発表された取り組みは、ここで表示されるキャラクターで、クリプトンの歌唱ソフト、およびそこから派生したバーチャルキャラクター「初音ミク」の衣装を募り、優秀な作品を選出するというもの。クリプトンの投稿サイト「ピアプロ」内で実施され、11月24日17時～12月24日17時まで、ダンスができるスポーティな衣装というテーマのイラストを受け付ける。最優秀賞に選ばれたイラストは3Dモデル化され、「てのりん」内のマーケットで配信される。また最優秀賞の作者にはWi-Fi版iPad（16GB）がプレゼントされる。このほか、優秀賞にはトイカメラがプレゼントされる。

　このほか「てのりん」の新たなオリジナルキャラクター「かりん」が12月上旬より「てのりん」にプリセットされた形で、新たに配信される。11月25日からは、無料3DCG動画制作ツール「MikuMikuDance」向けに「かりん」の3Dモデルデータが無料で公開される。