ドコモ、ソニーのAndroidタブレットを販売へ


 NTTドコモは、ソニーのAndroidタブレット「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」の3G+Wi-Fi対応モデルを10月~11月より販売すると発表した。10月中旬以降、事前予約の受付を開始する予定で、予約開始日は別途案内される。

 「Sony Tablet S」「Sony Tablet P」は、ソフトウェアプラットフォームにAndroid 3.2を採用したソニーのタブレット製品。「Sony Tablet S」は、1280×800ドットの9.4インチディスプレイを装備し、Wi-Fi対応版はストレージ容量16GBのモデルと、32GBのモデルがラインナップし、3G+Wi-Fi対応モデルはストレージ容量が16GBとなる。もう一方の「Sony Tablet P」は5.5インチ、1024×480ドットのディスプレイを2枚装備し、折りたたんで持ち運べるモデル。こちらはWi-Fi版はなく、3G+Wi-Fi対応モデルのみラインナップされている。

Sony Tablet S(左)とSony Tablet P(右)

 9月1日に詳細が発表されたが、それを受け、NTTドコモでは3G+Wi-Fi対応モデルを販売する方針を発表した。ドコモが取り扱う「Sony Tablet」は、ドコモのデータ通信専用プラン、spモード、ドコモマーケット(スマートフォン版)、インターネット接続サービスのmopera Uが利用できる。また、毎月の利用料から一定額を24カ月間割引する「月々サポート」も適用される。SIMロックは施されているが、ドコモショップで解除できる。

 販売チャネルは、ドコモ取扱店、ドコモオンラインショップ、ソニー直営店、オンラインショップとなる。価格は、1回線目の端末として新規契約・機種変更で購入する場合、月々サポート適用後の実質負担額は両機種ともに1万円台後半になる見込み。2回線目の端末として購入する場合は、月々サポートセット割が適用され、実質負担額が2500円程度になるとのこと。割賦で購入することもできる。1カ月あたりの割引額は明らかにされていない。

 




(関口 聖)

2011/9/1 12:11