スマートフォンを活用、学習支援サービス「ドコモゼミ」


 NTTドコモは、スマートフォンやタブレットを活用する学習支援サービス「ドコモゼミ」を9月1日より提供する。まずはアルクと共同で開発した英単語学習アプリ(無料版/有料版)が配信される。

 「ドコモゼミ」は、スマートフォンやタブレットで、専用アプリを使って学べるサービス。幅広いユーザーに向けて、すきま時間を活かして勉学に励めるよう提供されるもの。第1弾として外国語コースが用意され、アルクと共同開発したアプリ4種類が提供されることになった。今後提供されるコースは未定だが、2010年度内にも30アプリの配信が見込まれている。

 有料アプリを購入し、機種変更した場合、同じGoogleアカウントを使っている機種であれば再ダウンロードできる。購入時には、Google Checkoutかキャリア課金で支払う。対応機種はAndroid 2.1以降のスマートフォンやタブレット。当初の対象機種はドコモ端末となるが、本サービスはドコモユーザーだけではなく、他社ユーザーも利用できるオープンなサービスと位置付けられており、動作確認が行われていないものの、他社のスマートフォン・タブレットでも利用できる見込み。他社端末の動作確認は、今後順次行われる。

 「ドコモゼミ ポータルサイト」では、アプリの配信のほか、最新ニュースからキーワードに関連した学習コンテンツの提供などが行われる。またチューターキャラクターの「まなみちゃん」のTwitterアカウント( @docomozemi )で学びに関する情報やアドバイスがツイートされる。

 第1弾の外国語コースでは、まずアルクと共同開発したアプリとして、無料の「ドコモゼミ 英単語 ボキャブラキング」、1ダウンロード900円の「ドコモゼミ 英単語 PowerWords 2000レベル」「ドコモゼミ 英単語 PowerWords 4000レベル」「ドコモゼミ 英単語 PowerWords 6000レベル」が用意される。無料アプリは初心者~上級者に向け全12レベル用意され、単語の意味から正しいスペルを入力する。その他の有料アプリは、学力にあわせて英単語を学べるアプリとなっている。

 

(関口 聖)

2011/8/31 16:58