「MEDIAS WP N-06C」と「P-03C」に不具合、ソフト更新開始


N-06C
P-03C

 NTTドコモは、NEC製のAndroidスマートフォン「MEDIAS WP N-06C」と、パナソニック製FOMA端末「P-03C」の不具合を公表し、通信経由で端末ソフトウェアを改修できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「N-06C」の不具合は、時計ウィジェットの時刻が更新されなくなる事象と、ブラウザで新しいページを表示する際に既に開かれているウィンドウが正常に動作しない事象の2つが報告された。

 最新版のソフトウェアを適用することでこれらの不具合が解消するほか、細かいバグの修正も含まれる。更新時間は約8分。

 「P-03C」の不具合は、カメラ起動操作時にカメラが起動しない場合があるというもの。こちらも最新版のソフトウェアを適用することでこれらの不具合が解消するほか、細かいバグが修正される。更新時間は約11分。

 更新作業中は通話やメールを含む端末操作は受け付けなくなる。「P-03C」については、更新時のパケット通信料が無料となるが、「N-06C」については、パケット通信料が課金されるので注意が必要だ。

 「N-06C」では、本体のアイコン通知に従って更新作業を実施すると更新ファイルをダウンロードする際のパケット通信料が発生する。3Gを利用してパケット通信無料で更新する場合は、手順書に従ってアクセスポイントを変更する必要がある。Wi-Fiやパソコン接続の場合はパケット通信料はかからない。

 

(津田 啓夢)

2011/8/31 13:00