ドコモの「らくらくホン ベーシック3」に不具合


 NTTドコモは、富士通製FOMA端末「らくらくホン ベーシック3」(F-08C)に不具合があるとして、ソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 「らくらくホン ベーシック3」では、端末開閉回数や歩数計データ、カメラの撮影回数など、携帯電話端末の操作を記録して、サーバー(つながりセンター)へ送信する機能が用意されている。この機能を活用する、ドコモのサービス「つながりほっとサポート」(月額105円)を契約していれば、携帯電話を操作したことが、離れた家族などへ自動的に通知できる。

 今回明らかにされた不具合は、「つながりほっとサポート」において、まれに端末利用の記録が停止してしまい、サーバーへアップロードできないことがあるというもの。ソフト更新を適用することで、不具合は解消されるが、ユーザー自身で「らくらくホン ベーシック3」を操作して、記録のアップロードを再開する必要がある。再開するには、メインメニューの「つながりほっとサポートを使う」→「利用記録を停止/再開する」→「再開する」を選ぶ。

 ソフト更新の所要時間は約2分。自動更新機能が用意されており、初期設定では午前3時に処理が行われる。更新中、緊急通報などを含め、他の機能は利用できない。

 




(関口 聖)

2011/8/26 12:09