「X06HT/X06HT II」のメール不具合、ソフト更新開始

　ソフトバンクは、5月に発表したHTC製スマートフォン「X06HT」および「X06HT II」のメール関連の不具合を解消するための最新版端末ソフトウェアを公開した。通信経由で端末ソフトウェアが更新可能で、3G通信の場合は有料となる。

　不具合は、「メール」アプリを利用して連続した「.（ドット）」が含まれるメールアドレス宛にPCメールを送信した場合、メールが送信できないというもの。「●▲■..○△□＠××.ne.jp」といったように、メールアドレスに「.」が連続した場合に送信できないとしている。

　不具合の対象となるのは、プリセットされた「メール」アプリが対象となるもので、「Softbankメール」アプリについては「..」を含むメールアドレス宛にも送信できる。今年5月に発表され、準備が整い次第、ソフトウェア更新サービスを提供すると案内されていた。

　更新作業には最大15分程度かかる。この間、緊急通報を含む通話やメールといった端末の各操作は行えない。更新は、3GおよびWi-Fiを利用したアップデートが可能で、3G回線を利用した場合は、パケット通信料が発生するので注意が必要だ。更新ファイルのサイズは5MB。