「G'zOne IS11CA」に着信関連の不具合、ソフト更新開始


 KDDIおよび沖縄セルラーは、カシオ製のタフネススマートフォン「G'zOne IS11CA」の不具合を明らかにした。2日、通信経由で端末ソフトウェアを更新する「ケータイアップデート」サービスの提供が開始された。

 今回の不具合は、「G'zOne IS11CA」において、音声着信やCメールの受信、メールの自動受信ができない場合があるというもの。端末ソフトウェアを最新版にすることでこれらの事象が解消するほか、細かいバグの修正も行われる。

 原因はソフトウェアの不具合によるもので、事象はランダムに発生するため、現在不具合が発生していない端末でもソフトを更新するよう推奨されている。ユーザーからの申告は50件程度あり、原因を突き止めるまでは簡易的な回避措置が案内されていた。今回、原因を突き止め、更新ファイルが用意できたことで発表された。

 更新作業には最大15分かかり、この間、緊急通報を含む通話やメールなどの操作は受けつけない。なお、「ケータイアップデート」はWi-Fiでは実行できず、3Gで実行する必要がある。更新にかかるパケット通信料は無料となる。

 

(津田 啓夢)

2011/8/2 20:16