ソフトバンク、「S!ともだち状況」など3サービスを終了


 ソフトバンクモバイルは、「S!ともだち状況」「S!一斉トーク」「着デコ」をそれぞれ9月30日で終了する。このうち「S!ともだち状況」は、6月30日で新規受付を終了する。

 今回終了するサービスは、いずれもスマートフォンではなく、従来型の携帯電話向けに提供されてきたもの。「S!ともだち状況」は、2007年5月に「ホットステータス」という名称で開始されたサービスで、専用画面上で気分や状況を友人同士で伝えあえるものだった。「S!一斉トーク」も同じく2007年5月に「サークルトーク」という名称でスタートし、「S!ともだち状況」に登録したユーザーが複数メンバーとトランシーバーのように通話できるサービス。「着デコ」は2008年7月より提供され、電話をかける際に文章や画像などを送信できる。

 ソフトバンクモバイルでは、よりニーズの高いコンテンツ・サービスに経営資源を集中させるとして、これらのサービスを終了することにした。これまでの利用者数は明らかにされていない。現在のところ代替サービスの具体的な予定はない。

 



(関口 聖)

2011/4/22 15:33