ソフトバンク、時刻情報の自動補正で案内


 ソフトバンクモバイルは、4月4日より、「GMM Information」と呼ばれる情報を使って、時刻情報を携帯電話向けに配信する。これにあわせ、サムスン製3G端末など一部機種では、ポップアップで案内されることもある。

 これまでも同社の携帯電話では、自動時刻補正機能が用意されていた。今回は「GMM Information」(携帯電話のネットワークで携帯電話端末を管理する情報)を使った自動時刻補正が利用できるようになる。この仕組みを利用するかどうかはメーカーや機種によって異なるとのことで、4月4日から配信が開始され4月中旬までに全国で対応が完了する見通し。時刻補正が行われるのは、電源のON/OFFを行った場合や海外渡航でタイムゾーンが更新された場合など。Android搭載スマートフォンでは、関東から関西へ移動したときなど地方をまたがったときにも補正される。

 この仕組みが導入されることにあわせ、主にサムスン製の3G端末において、自動時刻補正のためのポップアップ画面が表示されることがある。「001SC」では、GMM Informationの受信で誤った時刻を表示することがあるとして、ソフトウェア更新を行うよう、案内されている。

 

(関口 聖)

2011/4/1 18:42