「あけおめ」メール&通話は控えて! 携帯各社が協力呼びかけ


 電気通信事業者協会(TCA)と携帯通信事業者各社(NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクモバイル、ウィルコム、イー・モバイル)は、大晦日から年が明ける約2時間、「おめでとうコール」や「おめでとうメール」を控えるよう呼びかけている。

 例年、大晦日から元旦の午前0時前後から約30分間は、携帯電話を利用した「おめでとうコール」や「おめでとうメール」が集中し、携帯電話網に繋がりにくい状態になる。TCAと携帯事業者各社は、今年も通信の集中が予想され、メールについては約2時間にわたって配信遅延が発生する可能性があるとしている。

 各社は、「できるだけ多くのメッセージを届けるが、やむをえずケータイの利用を一時的に制限する場合がある」とし、大晦日から元旦までの約2時間、「おめでとう」を伝える通話やメールの利用を控えるよう、協力を呼びかけている。

 なお、TCAのWebサイトでは、干支のキャラクターを掲載し、「トラから最後の、ウサギから最初のお願い」として紹介している。

 



(津田 啓夢)

2010/12/21 16:55