無線ブロードバンドを推進する「WBA」にドコモやGoogleが加盟


 無線ブロードバンドの推進団体であるワイヤレス・ブロードバンド・アライアンス(WBA)は、NTTドコモなど10社が新たにメンバーに加盟したことを発表した。

 WBAは、無線ブロードバンドを普及させるため、ビジネス面や端末間の相互運用といった技術的な枠組みを開発する推進団体。Wi-Fiローミングサービス「WBA WRIX」などをアライアンス企業各社に提供している。

 新たに加盟したのはドコモのほか、IntelやGoogle、Aruba Networks、Meru Networks、Ruckus Wireless、Accuris Networks、Aicnet、TTNetなど。2010年に加盟した企業は16社となった。

 WBAの会長でBT Openzone部門のCEOであるクリス・ブルース氏は、WBAの目標として「顧客がよりカンタンにWi-Fiを利用できるよう相互協力すること。3G Wi-Fiローミング技術に新たな機会を設けること」の2つを挙げている。

 

(津田 啓夢)

2010/11/9 16:31