スマートフォンでおサイフケータイ、マックのアプリなどデモ


マクドナルドトクするアプリ

 NTTドコモは、今回の冬春モデルより、おサイフケータイに対応したスマートフォンを2モデル(LYNX 3D SH-03C、REGZA Phone T-01C)を投入する。発表会の展示コーナーでは、スマートフォン向けおサイフケータイを使ったデモンストレーションが行われた。

 「LYNX 3D SH-03C」や「REGZA Phone T-01C」といったおサイフケータイ対応スマートフォンには、従来の携帯電話と同様に、対応アプリがプリセットされる。2010年12月中に対応するサービスは以下の通り。


  • マクドナルドトクするアプリ(日本マクドナルド)
  • モバイルWAON(イオン株式会社)
  • ANA 旅達(全日空)
  • ビックポイント機能付きケータイ(ビックカメラ)
  • Touch Friends(インデックス・ホールディングス)
  • トルカ(NTTドコモ)

 また、2011年1月以降にはこのほかの主要なアプリも対応する。


  • Edy(ビットワレット)
  • iD(NTTドコモ)
  • QUICPay(JCBほか)
  • モバイルSuica
  • nanaco(セブン・カードサービス)
  • JAL ICポケット(日本航空インターナショナル)


 今回発表会では、マクドナルドトクするアプリとANA 旅達がデモンストレーションされた。

 マクドナルドトクするアプリは、携帯電話のおサイフケータイアプリとしては定番となるクーポンアプリ。電子クーポンやキャンペーン商品が紹介され、店頭の読み取り機に端末をかざすだけで、割引価格などでハンバーガーが購入できる。スマートフォン向けのアプリも基本的には携帯電話と同じで、電子クーポンが発行される。スマートフォンの大きな画面を活かして、より訴求力のある美味しそうな商品写真からクーポンが選べる。12月以降対応予定。

 ANA 旅達は、国内線にチェックイン不要で搭乗できる「SKiP」サービスに対応したおサイフケータイアプリ。空港でおサイフケータイをかざすだけで搭乗できる。SKiPはANAの国内線搭乗者の実に4割が利用しているサービスで、搭乗回数の多いユーザーほど利用している傾向があるという。

 現在はカードサービスをもっとも多く、おサイフケータイでの利用者は2割弱程度という。スマートフォンへの対応を契機に、ユーザー拡大を図りたい考えだ。スマートフォン向けのサービスは、11月30日に開始予定で、まずはドコモ向けとして提供されるという。

ANA 旅達

 



(津田 啓夢)

2010/11/8 22:17