So-net、食がテーマのペット育成ゲーム「ぱらぽぺった」β版


 ソネットエンタテインメント(So-net)は、食事写真を投稿する携帯電話向けのキャラクター育成ゲーム「ぱらぽぺった」のクローズドβテスター(先着1000名)の募集を開始した。

 「ぱらぽぺった」は、So-netとバンプレストが7月に発表したロップイヤーうさぎをモチーフにしたキャラクター「ろっぷん」が登場する育成ゲーム。ろっぷん(名前は変更可能)をコックに育てていくゲームとなり、食事写真を投稿するとごはんや食材アイテムが入手できる。ろっぷんにごはんをあげると空腹が満たされるほか、レシピのアイデアが浮かぶことがある。

 たとえば、「かけそば」のレシピが思い浮かんだ場合、「そば」と「そばつゆ」の食材アイテムがあれば、ごはんアイテム「かけそば」が作成できる。ただし、ろっぷんの「うでまえ」の数値が低い場合、料理が失敗することがある。みつけたごはんアイテムや食材アイテムは使ってしまっても「図鑑」に記録されていく。なお、ゲーム中には料理教室「ABC Cooking Studio」のレシピも登場し、ゲーム中に登場するごはんアイテムを実際に自宅で料理することも可能となっている。

 So-netでは、「ぱらぽぺった」を「あなたとペットの食べニケーション」というコンセプトで展開する。12月にも正式オープンする予定。正式版も基本無料で、有料アイテムが登場するものと見られる。また、投稿した写真はアイテム入手に利用し、サイト内で写真が確認できるのみとなっているが、今後、投稿した写真に応じてアイテムが変化するといった展開も検討しているという。今後、ゲーム内イベントや商品展開と合わせてリアル連携なども実施される予定。

 

(津田 啓夢)

2010/9/8 14:35