往年の玩具「ポケットメイト」、iPhoneアプリで登場


 タカラトミーと村田ソフトウェアサービスは、30年以上前の玩具を題材にしたiPhoneアプリ「ポケットメイト 野球ゲーム」「ポケットメイト メイロ」の提供を開始した。配信元は村田ソフトウェアサービスとなり、価格は期間限定で115円。今後、機能を制限した無料版も提供される予定。

 「ポケットメイト」は、1975年に発売された携帯型のゲーム玩具。ポケットに入りそうなサイズの四角い筐体内で、金属のボールを操って遊ぶというもので、野球やゴルフ、サッカー、迷路、フィールドアスレチックなどさまざまなバリエーションが揃えられた。いったん製造中止となったが、2005年には復刻版が発売された。

 今回発売された「ポケットメイト 野球ゲーム」と「ポケットメイト メイロ」は、ポケットメイトシリーズの同名ゲームを再現したもの。どちらも加速度センサーを活かした操作が可能で、iPhone本体を傾けて操作できる。「野球ゲーム」は、画面右下をなぞってボールを打ち出し、「1B」「2B」「3B」「HR」のいずれかの穴にボールが入ればヒット、あるいはホームランとなる。出塁すると画面中央のフィールドにボールが貯まり、ヒットを積み重ねると画面左下の得点ゾーンにボールが入り、加点される。iPhone版独自の要素として、ホームランダービーモードやクエストモードなどが用意されている。

 もう一方の「ポケットメイト メイロ」は、ボールを転がして迷路のゴールを目指す。iPhone版では指定された場所へをスピーディに目指す「チェックポイントモード」、出現する敵をボールで倒すモードなどが用意されている。

野球ゲーム
メイロ

 

(関口 聖)

2010/8/20 13:07