ソフトバンク、サムスン製端末の不具合にソフトウェア更新


 ソフトバンクモバイルは、サムスン電子製携帯電話において複数の不具合が見つかったとして、通信経由で端末ソフトウェアが改修できるソフトウェア更新サービスの提供を開始した。

 報告された不具合は以下の3つ。

【1】特定コンテンツ再生時、ごくまれに携帯電話が再起動を繰り返す。
【2】登録したブックマークがまれに無題と表示される。
【3】ソフトバンク網の状況により、音声通話の利用が制限される場合がある。

 【1】と【2】の事象については7月に事象が報告されており、対象モデルは、【1】が931SC/930SC/740SC/830SC/731SC/821SC/820SC/920SC/805SC/707SC/707SC II/708SC/709SC/706SC/705SC/804SSの16モデル、【2】はこれに「940SC」を加えた17モデルが対象。今回、「731SC」のソフトウェア更新が開始された。

 【3】の事象については、4月に不具合が報告されており、8月2日より「730SC」の預かり修理の対応が開始された。このほか、預かり修理対応となる707SC、707SC II、804SS、805SCについては調整中となっている。

 ソフトウェア更新中は通話やメールなど携帯電話の操作を受け付けない。更新完了までに最大で30分程度かかる。

 



(津田 啓夢)

2010/8/3 19:46