ソフトバンク、「カーナビプラン」を4月15日より提供


 ソフトバンクモバイルは、自動車メーカーのカーナビサービスで利用できる通信サービス「カーナビプラン」を4月15日より提供する。

 「カーナビプラン」は、定額制のカーナビ用パケット通信サービス。Bluetooth経由で携帯電話をカーナビを接続し、カーナビ側の通信サービスを定額で利用できる。同社では昨年10月、同サービスの提供を発表していたが、今回サービス開始日が正式に決まった。同社のBluetooth対応機種(iPhoneは対象外)を持つ携帯電話ユーザーであれば、通常のパケット定額サービスに加え、月額210円で「カーナビプラン」の通信がパケット定額サービスの定額対象となる。

 対応サービスは、本田技研工業の「インターナビ・プレミアムクラブ」、日産自動車の「カーウイングス」、トヨタ自動車の「G-BOOK mX」となる。具体的な対応機種は、車種ごとに各自動車メーカーのWebサイトで案内される。カーナビ側で専用アクセスポイントが設定されており、携帯電話経由で同アクセスポイントへ接続する。

 なお、メーカーや車種によって注意事項が異なる。たとえば日産の「ティーダ」で利用する場合、周辺地図更新やタイトル情報サーチの利用は「カーナビプラン」の定額対象外となる。またトヨタの「プリウス(2009年モデル)」のHDDナビで利用する場合、ソフトバンクモバイルの多くの端末でBluetoothオーディオ再生中はG-BOOK mXが利用できない。「G-BOOK」「G-BOOK ALPHA」は定額対象外となる。

 



(関口 聖)

2010/4/7 16:33