ウィルコム、京都のユビキタス特区でXGPを使った実証実験


 ウィルコムは、京都産業21および関連企業・団体と共同で、京都の太秦映画村における外国人観光客向けガイドの実証実験を行う。

 今回太秦映画村で実施されるのは、「外国人ビジター遠隔ガイドシステム」と「多言語音声翻訳システム」の実証実験。ウィルコムは高速なモバイル通信インフラとしてWILLCOM CORE XGPのサービスを提供する。

 「外国人ビジター遠隔ガイドシステム」では、外国人観光客にXGPのデータ通信カードとノートパソコン、Webカメラ付きのヘッドマウントディスプレイを貸与し、外国人相談センターのスタッフから遠隔ガイドを提供する。「多言語音声翻訳システム」では、売店や飲食店での利用を想定し、日・英・中の音声・文字翻訳ソフトを搭載した携帯端末を用意。翻訳をサーバー側で行うシステムが採用されており、XGPの通信速度を生かして高速な処理を行う。

外国人ビジター遠隔ガイドシステム

 



(太田 亮三)

2010/2/3 12:19