カシオ、電子辞書「エクスワード」シリーズの最新7モデル


 カシオ計算機は、カラー液晶を搭載し、縦画面のブックスタイルで読書も楽しめる電子辞書「エクスワード」シリーズ7モデルを発表した。2010年1月15日より順次発売される予定。

XD-A10000

 今回発表されたのは、カシオの電子辞書シリーズ「エクスワード」の主要7モデルで、プロフェッショナルモデルの「XD-A10000」、ビジネスモデルの「XD-A8500」、趣味モデルの「XD-A6800」、生活・総合モデルの「XD-A6500」、大学生向けモデル「XD-A9800」、高校生向けモデル「XD-A4800」、中学生モデルの「XD-A3800」となる。「XD-A3800」を除いて1月15日に発売される予定で、「XD-A3800」は2月中旬。

 価格はいずれのモデルもオープンプライスだが、店頭予想価格は「XD-A10000」が6万円前後、「XD-A8500」と「XD-A6800」が3万8000円前後、「XD-A6500」が3万6000円前後、「XD-A9800」が4万7000円前後、「XD-A4800」が3万8000円前後、「XD-A3800」が3万3000円前後となる見込み。

 製品の主な仕様は共通しており、収録されるコンテンツが異なる。メインディスプレイは5型、528×320ドットのBlanview液晶(透過型カラーTFT)で、手書き入力に対応、主な機能がタッチ操作できる「クイックパレット」が画面の左右に配される。また、手書きパネルは、60.1×21.3mmのハイコントラストタイプ液晶(反射型モノクロFSTN)となる。

 本体には傾きを検知するアクションセンサーも搭載され、縦画面の「ブックスタイル」で電子書籍が楽しめる。USB端子やヘッドフォン端子、microSDカードスロットなども用意されている。本体メモリは50MB。単3電池2本で駆動し、最長で約150時間動作する。大きさは148.5×106.5×18.9mmで、重さは約300g。

 このほか、「エスクワード」シリーズの国内累計販売数が2000万台を突破したことも明らかにされた。同シリーズは1996年7月に販売が開始された。

 

(津田 啓夢)

2009/12/16 19:25