ソフトバンクが取扱説明書を電子化、個装箱の紙使用量も削減


 ソフトバンクモバイルは、2009年12月中旬以降に発売する新機種から、取扱説明書を電子化すると発表した。11日発売の「X02T」「COLOR LIFE 840P」や、12月中旬以降に発売される「940P」で導入され、2010年以降発売の機種の取扱説明書が電子化される。

 同社では、紙資源節約の観点から、請求書や申込書などの電子化を進めており、昨年11月には取扱説明書を刷新。それまでの1/3の薄さに圧縮されていたが、今回、約140ページの「使い方ガイド」の代わりに、16ページにまとめた「クイックスタート」が同梱される。「使い方ガイド」や、より詳細な使い方を記した従来型の取扱説明書は、ソフトバンクモバイルのWebサイト内で提供される。オンラインか店舗で、取扱説明書を印刷した冊子版は取り寄せて入手でき、価格は1050円。

 対象機種は、2009年冬モデルのうち「X02T」「COLOR LIFE 840P」「940P」の3機種で、2010年春モデルでは全て対象となる。個装箱については、2009年2月の段階で従来よりも30%小型化されていたが、今回の取り組みにより、2009年2月時点と比べ、個装箱の紙資源資源使用量が約33%削減されるという。

 



(関口 聖)

2009/12/4 17:20