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福岡県・大分県の大雨で携帯電話が使えないエリア、災害用伝言板も

 福岡県や大分県での記録的な大雨を受けて、携帯電話各社では災害用伝言板の運用を開始した。各社サイトのトップページから案内されている。また、NTTドコモ、au、ソフトバンクでは、5日15時半ごろから、福岡県朝倉市や大分県日田市の一部で携帯電話が利用できないと案内している。

 ドコモによれば、大雨により基地局に繋がる伝送路の故障などが発生し、携帯電話の基地局がダウンしたエリアがある。現地にスタッフがたどり着き次第、復旧させる予定だが、現時点で復旧の目処は立っていない。通信障害が発生している具体的なエリアについては、復旧エリアマップで案内されている。

 障害が発生している地域は若干異なり、NTTドコモは福岡県朝倉市および朝倉郡東峰村の一部と、大分県日田市の一部。auとソフトバンクは福岡県朝倉市と朝倉郡東峰村。

 大手キャリアでの災害用伝言板に加えて、NTT東日本・NTT西日本が提供する「災害用伝言板(web171)は、格安SIM/格安スマホとも呼ばれるMVNOのユーザーも利用できる。各社ユーザーの安否情報を横断的に検索する仕組みとして、「J-anpi」もある。