スマホと写真で施工現場の管理を効率化、ドコモが中小の建設事業者向けサービス

　NTTドコモは、中小の建設事業者向けに、スマートフォンやタブレットを活用して施工状況の進捗管理が行えるサービスを7月3日から提供する。

「ARCHITREND Do!Photo for docomo」

　新サービス「ARCHITREND Do!Photo for docomo」は、福井コンピュータドットコムが提供しているサービスにドコモが新機能を加えて提供するというもの。新機能として、スマートフォンやタブレットに対応し、機種やアプリに依存しないWebブラウザで利用する仕様に変更されたほか、撮影した写真を独自デザインの帳票として作成可能。各工事の進捗状況は視覚的に表現され分かりやすくなった。QRコード読み取り機能でシステム利用登録の迅速化などスムーズな運用も実現する。

　同システムを導入することで、工務店などは常に施工現場の状況を把握でき、建設にかかわる協力会社はリアルタイムに工事の報告を行えることで管理の効率化が図れる。施主に現場の状況や工事写真を公開することで施主の不安が解消されるといった効果も見込む。