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三菱電機、5G基地局向けの28GHz帯超多素子アンテナ・RFモジュール

 三菱電機は、次世代通信方式「5G」の基地局向けのアンテナ・RFモジュールを開発した。

 今回、同社が開発したのは5Gで新たに利用される周波数帯(5G NR)の28GHz帯を対象とした、Massive MIMO対応のアンテナモジュール。256個のアンテナ素子を搭載する超多素子アンテナとRFモジュールを一体化している。

 複数のアンテナ素子を制御して端末に集中させる「ビームフォーミング」では、水平角でプラスマイナス45度の広角に対応し、カバーエリアの拡大につなげている。大きさは約120×240×28mm。

 三菱電機は、今回開発したモジュールを利用した高速大容量通信の検証を進め、早期の実用化を目指すとしている。