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Twitter、“嫌がらせ用アカウント”作成抑止など安全性の向上策を発表

“質の低い返信ツイート”の識別、表示抑制も

 Twitterは、2017年に最も注力するのは「セーフティ/安全性」であるとし、嫌がらせアカウントの作成の抑止といった、具体的な3つの対策が今後数週間に順次実装されることを明らかにした。

 1つめは「嫌がらせアカウント作成の抑止」で、アカウントを永久的に停止された者が、新たにアカウントを作成することを阻止する仕組みが導入される。これにより、罵倒や嫌がらせのためだけにアカウントを作成するケースを減らせるとしている。

 2つめは「セーフサーチ」で、Twitter上の検索結果から、“センシティブなコンテンツ”や、ブロックしたアカウントからのツイートを除外する「セーフサーチ」機能が提供される。検索結果から除外されても、ツイートそのものはアクセスできれば閲覧できる。

 3つめは「嫌がらせと思われるツイートや質の低いツイートへの対処」。この取り組みでは、「嫌がらせになるであろうというツイート」「質の低い返信ツイート」を識別し、表示を抑える。表示を抑えられたツイートは、見たい場合には見られるようにする仕組みが用意される。

 一方、関連度の高い会話を、より目につくところに表示する仕組みも導入が予定されている。