ニュース

日本通信、水道事業の委託企業向けにモバイル専用線サービス

 日本通信は22日、地方公共団体と水道事業の委託会社向けに、2つのモバイル専用線を利用して信頼性を高めたネットワークサービス「セキュア監視・制御SIM duo」の提供を開始した。水質などを遠隔監視・制御するシステムに利用でき、料金は有線の専用回線のものより約半額になるとうたう。

 従来、水質を常時監視し、異常が検出された場合は供給をすぐストップする制御システムのネットワークサービスには固定専用線を利用していたが、より多くの箇所で遠隔監視・制御するため、同社はモバイル専用線の導入を推進。その実績を踏まえたうえで、「セキュア監視・制御SIM duo」を提供を開始した。

 同サービスは、2つのモバイル専用線の冗長構成(デュアル・ネットワーク)により、主回線に障害が発生し疎通確認が取れなくなると、副回線に自動的に切り替わることで、通信の継続が可能、信頼度も高いとしている。