ニュース

「あんしんショップ認定」、キャリア店舗の半数以上が認定へ

1月のスタート時点で4300店舗が認定

あんしんショップ認定 マーク

 全国携帯電話販売代理店協会(全携協)は、契約や相談を安心して行える体制を店舗ごとに認定する「あんしんショップ認定」制度について、2017年1月1日のスタート時点で、キャリアショップの半数以上にあたる約4300店舗が認定され、制度が開始される見通しになったと発表した。

 あんしんショップ認定制度は2016年10月から受付を開始しており、初回となる11月の審査結果と、12月中に実施される認定審査により、2017年1月1日の制度開始時点では4300店舗以上が認定されることが確実になった。11月24日時点であんしんショップ認定を受けた店舗は、キャリア別にみると、NTTドコモが1553店舗、ソフトバンクが1162店舗、auが1148店舗、Y!mobileが427店舗で、合計は4290店舗。

 あんしんショップ認定協議会では、毎月認定審査を実施する方針だが、申請から認定作業、店頭向けのマークなどが発送されるまでには、2~3カ月の時間がかかるとしている。事務局では増加ペースは不明としているが、申請済みで認定審査を待つ店舗を含めると、あんしんショップ認定の規模は少なくとも5000店舗以上になる見込み。

 全携協では、同協会の会員である販売代理店の直営店を中心に申請が行われると想定し、認定を受ける店舗は制度開始時点で約2000店舗と見込んでいた。販売代理店の直営店からの申請が予想よりも拡大したほか、正会員以外の代理店の店舗からも申請があり、準会員を新設して申請を受け付けた。こうした結果、当初の予想よりも大幅に認定店舗数が増えた状態でスタートすることになった。

あんしんショップ認定制度

 あんしんショップ認定制度は、キャリアショップの全8400店舗(9月末時点)を対象に、契約や相談を安心して行える店舗を、全携協やあんしんショップ認定協議会が認定するというもの。店舗単位での申請が必要で、認定を受けた店舗の店頭には、鳩をモチーフにした認定マークと「お客様への誓い」が掲出される。2017年1月からはあんしんショップ認定協議会のWebサイトが開設され、認定店舗を確認できるようになる。

 認定制度の有効期間は1年間で、更新が必要。認定後も、不適格と判断された店舗は認定を取り消される場合がある。