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ポラール初のAndroid Wearスポーツウォッチ「M600」
2016年10月5日 14:17
ポラール・エレクトロ・ジャパンは、Android Wear搭載のスポーツウォッチ「Polar M600」を11月に発売する。価格は4万4800円（税抜）。
「M600」は、ポラールとして初めてAndroid Wearを採用したスマートウォッチ。心拍計やGPSを備える。プリインストールされるポラールアプリでは、スポーツ時の活動量の計測やコーチング機能を利用できる。
Android Wearの「スポーツウォッチ」
コンセプトの「Sports Watch Powered by Android Wear」が示すように、「M600」はスポーツトレーニングでの利用にフォーカスしたスマートウォッチ。マルチスポーツウォッチ「V800」と同様に、100種類のスポーツのコーチング機能に加えて、Android Wearの機能も搭載しており、普段の生活の中で使いやすくなっている。
本体の裏面に搭載された心拍計は、ポラールが独自に開発した6つのLEDを使って計測するタイプ。競合品などに多い、2つLEDで計測する製品に比べて、動いているときなどにより安定して計測可能としている。別売の胸バンド型心拍センサーと接続して、より高精度な心拍計測にも対応する。
心拍レベルを「HRゾーン」として、5段階に分類。トレーニングしているスポーツにおいてもっとも効果的な心拍レベルで運動できているかを、リアルタイムに確認できる。位置測位は、A-GPS、GLONASSをサポートする。GPSや心拍計の計測機能を利用するかどうかは、トレーニング開始時に選択できる。
トレーニング機能はランニングや水泳、自転車、野球、ゲートボールなど100種類以上のスポーツに対応。無料のWebサービス「Polar Flow」と同期して、計測データを管理する。M600のポラールアプリには、一度に20種類のスポーツを登録できる。
日常生活ではアクティビティトラッカーとして、歩数や消費カロリーや、睡眠の質なども計測可能。活動量を計測しながら、サードパーティのAndroid Wearアプリを活用したり、音楽を聞いたりできる。ホーム画面では、消費カロリーや心拍数、ラップ速度などを表示できる。
「Polar M600」主な仕様
ディスプレイは1.3インチで、解像度は240×240ドット。本体部の大きさは約36×45×13mm、重さは約63g。内蔵ストレージは4GB。
バッテリー容量は500mAhで、通常使用で2日間、トレーニング使用時は連続8時間、電池が持続する。充電は専用のマグネット端子からUSBケーブルを使って行う。
バンドのカラーはチャコールブラックとパウダーホワイトの2種類。別売で、チャコールブラック、パウダーホワイト、ポラールレッドの交換バンドが提供される。
