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大涌谷の新火口に“ロンギヌスの槍”――箱根ARスタンプラリーに新コース
ロープウェイから見下ろす大涌谷噴煙地巡りコース
2016年9月7日 16:20
ソフトバンクと箱根町観光協会は、スマートフォン向けの「箱根補完計画 ARスタンプラリー」において、新コース「大涌谷噴煙地巡りコース」を9月9日から提供する。
「大涌谷噴煙地巡りコース」は、箱根ロープウェイの駅を経由しながらスタンプを集められる周遊コース。2015年の火山活動で新たに形成された大涌谷の火口については、ロープウェイでの移動中にARで確認可能。エヴァンゲリオンとのコラボレーションにより、火口周辺では“ロンギヌスの槍”が表示され、火口の位置を指し示すようになっている。大涌谷園地からも同じように表示できる。
新コースの追加とAR表示にあたっては、スマートフォンのセンサーから得られる情報などから高度を正確に認識するAR技術が新たに開発された。ロープウェイ乗車中で位置や高さが変化しても、リアルタイムで正確にAR表示で火口を案内できるとしている。
このほか、箱根ジオミュージアムにおいては、火山活動を学習できるARコンテンツが追加される。展示パネルにカメラをかざすとドローンで撮影した火口周辺の動画、火口のクローズアップ動画などを視聴できる。
「箱根補完計画 ARスタンプラリー」は箱根町観光協会とアニメ「エヴァンゲリオン」のコラボによるARスタンプラリー。ソフトバンクが提供する観光アプリ「ふらっと案内」を利用する。同スタンプラリーではすでに11のコースが配信されており、スタンプポイントではエヴァンゲリオンのキャラクターなどがARで実物大として登場する。