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16台のモバイルバッテリーに同時給電できるUPS

 MISは、モバイルバッテリーに特化したUPS「PowerUPS」を25日に発売する。

 「PowerUPS」は、専用のモバイルバッテリー「PowerShuttle」と組み合わせて使うUPS(無停電電源装置)。自治体などが災害時の対策として備蓄のほか、店舗に設置して来店客がスマートフォンを手元で充電するための貸出用モバイルバッテリーにする用途が想定されている。

 販売価格は50~60万円程度で、専用バッテリー16台とiPhone、Android端末用の急速充電ケーブルがセットとなっている。

 月額制のレンタルサービスとしても提供される。利用料は月額3万円(税抜、以下同)で、初期費用は1万9000円。レンタル利用時は、スマートフォン用のケーブルが付属しない。

 「PowerUPS」は、「PowerShuttle」を格納して、専用充電端子を通して16台まで同時に高速充電が可能。1時間で「PowerShuttle」を満充電にする。蓄電容量は1kWhで、「PowerShuttle」を90個分(16台×5回分)に相当する。大きさは約400×217×450mm、重さは約24kg。

 専用バッテリーの「PowerShuttle」の容量は、7.4V/1500mAh(3.7V/3000mAh相当)で、出力用のUSB端子2個を備える。スマートフォンを5V/3.1A(2端子合計)で給電できる。大きさは約70×120×10mで、重さは約120g。