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au、カバースライドでカメラ起動のシニア向けスマホ「BASIO2 SHV36」8月5日発売
2016年7月28日 11:00
KDDIと沖縄セルラーは、シニア向けのAndroid 6.0搭載スマートフォン「BASIO2 SHV36」を8月5日に発売する。
本体価格は5万9400円（税込、以下同）。月々の利用料金から割引される毎月割は、新規契約、機種変更ともに同額で、1125円×24回（総額2万7000円）。実質負担額は3万2400円となる。8月5日～29日までに購入すると、キャンペーンにより本体価格から1万800円割引され、実質2万1600円となる。
契約者が55歳以上の場合、専用の料金プラン「シニアプラン（V）」（月額3980円、税抜）で利用できる。同プランは、1時～21時までのau電話宛通話料が無料で、0.7GB分のデータ通信料の含まれたプラン。このほか、VoLTEスマートフォン向けの料金プランも利用可能。
特典に訪問契約サービス
「BASIO2」の特典として、auの販売員がユーザーの自宅を訪問し、契約手続きから使い方のレッスンまでサポートする、訪問契約サービスが利用できる。対象ユーザーは、「BASIO2」を新規、機種変更で購入し、「auスマートサポート」に加入するユーザー。
店頭で「BASIO2」を購入し、「auスマートサポート」に加入したユーザーは、「スマホ訪問サポート」（通常8500円、税抜）を1回無料で利用できる。「スマホ訪問サポート」では、サポートスタッフがユーザーの自宅を訪れ、初期設定をしたり、使い方を案内したりする。
「BASIO2」の特徴
「BASIO2」は、50～60代のシニア層をメインターゲットとしたスマートフォンで、カメラ機能の使いやすさにフォーカスして開発された。製造はシャープが担当し、2016年夏モデルにラインナップされる。
新たにカメラレンズ部分にカバー機構を搭載。カバーをスライドさせて開くと、カメラアプリが起動する。左側面にシャッターキーを搭載し、デジタルカメラのような使い勝手で撮影できる。カメラのUIは設定項目を減らしシンプルにまとめた。スライドカバーを閉じるとカメラが終了し、その前に使っていたアプリに戻る。
通話関連では、高齢者が聞き取りにくい高音域の音圧を高めた「でかレシーバー」を搭載。周囲の雑音を軽減したり、話し声を強調したりして、通話を聞き取りやすくする機能を備える。通話の無音部分を利用して相手の話し声がゆっくりと聞こえる「スロートーク」も搭載。
前機種の「BASIO」で搭載されていた、ディスプレイ全面を通話用スピーカーにする「スマートソニックレシーバー」のような機構は持たない。
ユーザーインターフェイスは、前機種「BASIO」を踏襲。ホームメニューは大きめのアプリアイコンを並べ、文字などを太くして視認性を高めたものとなっている。前面ハードウェアキーの「発話/終話キー」「ホームキー」「メールキー」も引き続き搭載する。
Google Playに対応し、シャープのアシスタント機能「エモパー」に対応する。
スクリーンキーには新たに拡大鏡ボタンが追加され、触った部分を大きく表示するようになった。ブラウザでは文字サイズボタンが用意され、「標準」「やや大」「大」「最大」の4サイズに変更できる。
文字入力エンジンでは、操作ガイドをポップアップ表示する「文字入力アシスト」機能を搭載する。ガイドは同じ行のひらがなを連続で入力するときなど、ユーザーが操作に迷っているタイミングで表示される。ユーザーが操作に慣れてくると表示されなくなり、通常の文字入力エンジンと同じように利用できる。
au +1 collectionからは、縦開き型の純正フリップケース（4752円）が登場。カバーをつけたままでカメラ撮影、通話用スピーカー、前面キーの通知機能を利用できる形状となっている。
主な仕様
ディスプレイは約5インチで、HD解像度のIGZOディスプレイを搭載。メインカメラは約1310万画素、インカメラは約500万画素。チップセットはオクタコア（1.5GHz駆動×4コア＋1.2GHz駆動×4コア）で、メモリは2GB。内蔵ストレージは16GBで、最大200GBのmicroSDXCに対応。防水性能はIPX5/IPX8相当、防塵性能はIP5X相当。
LTEの通信速度は下り最大150Mbps/上り最大25Mbps。キャリアアグリゲーションには非対応。SIMサイズはnanoSIM。Wi-Fi（IEEE 802.11b/g/n）、Bluetooth 4.2をサポートする。ワンセグ、赤外線通信機能を搭載。NFCは非対応。バッテリー容量は2810mAhで、電池もち時間は約100時間。大きさは約71×143×9.3mm、重さは約150g。カラーはゴールド、ネイビー、プラムの3色。
写真で見る「BASIO 2」
