【2015 International CES】

レノボ、自撮り用1300万画素カメラ搭載の「VIBE X2 PRO」などを出展

 レノボは、CESに合わせて新製品の「VIBE X2 PRO」を発表。同社内のブースでこれらのラインナップを展示していた。また、レノボは昨年、モトローラを傘下に収めている。レノボブースにはモトローラ端末の展示コーナーが設けられており、日本ではワイモバイルとGoogleから発売中の「Nexus 6」や、デザインをWebでカスタマイズできる「Moto X」(第2世代)などを紹介していた。

ラスベガスを代表するホテル「ベネチアン」内のレストランである「AquaKnox」を借り切って設置されたレノボブース

 VIBE X2 PROは、レノボのVIBEシリーズのミッドレンジスマートフォン。同社は昨年9月にドイツ・ベルリンで開催されたIFAで、「VIBE Z2」「VIBE X2」などを発表していたが、VIBE X2 PROは、そのVIBE X2の機能強化版という位置づけになる。VIBE Xシリーズはデザインに注力したラインナップで、層が重なりあったようなレイヤーデザインを採用。この点は、VIBE X2 PROにも受け継がれている。

セルフィー機能を大幅に強化した「VIBE X2 PRO」
昨年9月にIFAで発表された「VIBE X2」と同様、側面は層が重なり合ったようなレイヤーデザインとなる
背面はフラットな形状

 PROとつくだけに、機能も強化された。特徴的なのが、液晶面にインカメラとして搭載された1300万画素のカメラ。セルフィー(自分撮り)の流行を受けて搭載されたカメラで、画素数などのスペックは背面のカメラと同等だ。リアカメラとフロントカメラのどちらもが、メインカメラと言えるスペックに仕上げられている。VIBE X2はメディアテック製チップを搭載していたが、VIBE X2 RPOではそれも一新。チップセットはクアルコムの64ビットCPUを採用した「Snapdragon 615」で、オクタコア構成となる。ディスプレイは5.3インチのフルHD(1080×1920ドット)。カテゴリー4のLTEに対応する。

全面に1300万画素カメラを搭載し、高画質な写真を撮ることができる

 オプションの製品も充実している。セルフィーを強化したこの機種の特徴にマッチしているのが、イヤホンジャックに装着するリングライト。背面にボタンがついており、これを押すとライトが点灯、連動して自動的にシャッターも切られる仕組みだ。リングライトはバッテリー内蔵式。ただし、この機種専用にデザインされており、他の機種に挿しても操作はできないという。ハード的にイヤホンの端子に工夫がしてあり、ソフト的にシャッターを切る機能がカメラアプリ側に組み込まれているというのが、その理由だという。

セルフィー用のリングライト
背面のボタンを押すと点灯し、撮影も自動的に行える
リングライト使用前。
リングライト使用後。かなり暗めのブースだったが、点灯させると明るく、鮮明な写真が撮れた

 これに加えて、自動的に顔を検知して向きを変えるスタンドも用意。また、電子ペーパーを採用したウェアラブル端末も展示されていた。このスマートウォッチは、「VIBE Band VB10」という名称で、電話の着信やSNSの通知などを腕元で受信できる。Bluetooth 4.0 LEに対応しており、Android 4.4以上の端末と接続可能となっている。

被写体を追尾するスタンド。シャッターを切るためのリモコンも付属する
電子ペーパーを採用したスマートバンドの「VIBE Band VB10」

モトローラ

 モトローラのコーナーに新機種はなかったが、Googleブランドで提供されるNexus 6も展示されていた。発売済みの機種で目を引いたのが、デザインをカスタマイズできるMoto X。昨年9月に発表されたモデルで、同名の端末としては第2世代となる。ディスプレイは5.2インチのフルHD、チップセットにはSnapdragon 801を採用する。

モトローラのコーナーには、「Nexus 6」が展示されていた

 スペック以上に特徴的なのが、デザインをカスタマイズできる販売方法。モトローラのWebサイトで注文する際に、背面の素材や前面のカラーなどを選択して購入することができる。本物の竹をコーティングした素材や、皮革素材も選択可能となっているのが特徴だ。

ハイエンドモデルの「Moto X」
質感の高い、リアルな竹を使った背面など、さまざまなパターンを用意
デザインは、Webサイト上で組み合わせることが可能
背面以外にも、前面のカラーや、モトローラロゴの周りの色などを選択可能だ

 当時はGoogle傘下だっただけに、ユーザーインターフェイスはAndroid標準に非常に近い。ただし、音声操作やジェスチャー操作といった、モトローラの独自機能もわずかながら組み込まれている。

石野 純也