クエリーアイのアプリ動向分析ツールがWindows Phoneに対応


 クエリーアイは、スマートフォンアプリの動向を分析できるマーケティング用ツール「QuerySeeker Analyze」で、新たにWindows Phone Marketplaceのランキング情報に対応した。

 「QuerySeeker Analyze」は、公開されているスマートフォンアプリのランキング情報と、ソーシャルメディアでの口コミ情報を分析できるWebサービス。マーケティングに活かせるツールとして、これまでiPhone(iOS)対応版、Android対応版がそれぞれ提供されてきた。今回提供されるWindows Phone対応版は、日本や米国など主要7カ国におけるランキングデータ(1時間ごと)、Twitterの口コミ情報、ニュースサイトやブログなどネットメディア関連情報について蓄積および分析ができる。2011年12月以降のデータが利用できる。これまでのバージョンと比べ、新たにユーザーが指定したアプリ(自社、他社問わず)の動向を自動的にとりまとめて、一覧で表示する「レポーティング機能」が利用できるようになった。

 利用料は初期費用で14万8000円で、月額利用料はプラットフォーム1つごとに14万8000円。NTTドコモの「dメニュー」や、auの「au one マーケット」への対応は今後検討する。このほか同社では、「QuerySeeker Analyze」で用いられている情報収集分析システムの技術について、特許出願中であること明らかにしている。




(関口 聖)

2012/2/14 14:10