Apple Watchの定位置がビシッと決まる「Apple Watch Night Stand S350」

　Apple Watchを手にして約半年。OSのバージョンが上がったことで、通知がちょっとスマートになって、前よりも愛着を感じる気がするこの頃。

　実はかねてから気になっていたことがあった。それは充電時のスタイルである。本体の裏側にマグネットを吸着させる「磁気充電ケーブル」は非常にユニークでいいのだが、吸着させた状態でその辺においておくと、他の充電ケーブルと混ざってしまい、デザインはおろか、せっかくの機能もまったく魅力的に映らない。しかもちょっとしたことでデスクから落下したりと残念な状態だったのだ。

穴の空いたスタンド。角度は80度だとか

　そこで、Apple Watchにも居場所を作るべく、「Apple Watch Night Stand S350」を買ってみた。これはApple Watchを「置くだけ充電」風にしてくれるスタンドだ。これそのものが充電器なわけではない。スタンドの穴の部分に磁気充電ケーブルをはめ込むんで使うのだ。これでスタンドにApple Watchを置くだけで充電できる。シリコンパッドがついているので、38mmでも42mmでもOKだ。

外箱

取扱説明書以外のパッケージ内容はこれだけ

　底面には粘着力のあるパッドがついていて、デスクの上にしっかり吸着するので、Apple Watchの重さで倒れたり、乗せようとしてずれたりということがない。

底面の粘着パッドで置いた場所にしっかり固定できる

磁気充電ケーブルをはめ込む

　箱をあけたとき、こんだけ～？　なんて思ったのだが、買って正解だった。充電用の定位置ができたことで動作がスムーズになり、そこはかとなく心地よい。その辺に起きっぱなしだったのが、きちんと感も演出できるようになった。好きな場所に置きやすいため、スタンドそのものがコンパクトなところも魅力。

あっと言う間にスタンドのできあがり

　使っているうちに、やはり充電器を取り付けてその辺に置くという動作や、その後の見栄えの悪さがちょっとしたストレスだったようだと分かった。Apple Watchをその辺に転がすように置いて充電している方は、ぜひスタンドを導入してみていただきたい。ごくわずかな改善でも、モノとの距離がグッと縮まったような気がするはずだ。

置く、持ち上げる、のシンプルな操作の繰り返しが心地よくなる