ティッシュボックスを優しく包む「ティッシュボックスカバー」
TENTE ティッシュボックスカバー |
お恥ずかしい話だが、筆者はインテリアコーディネートが非常に苦手である(インテリアだけではないが)。正直に言うと、部屋の不要品の処分が進むまで、まるで気にしたことがなかった。おしゃれな家具に縁があるとは全く考えていなかったので、自分の部屋がどうなっているかも、意識することはまずなかったのだ。
不要品を大量に処分してから、1つの疑問がわいてきた。「なぜ自分の部屋は片付けても片付けても、片付いて見えないのか?」である。散々いらないものを捨て、残しているのは、今の自分が必要としているものだけなのに、それらがすべて異物のように見えるのだ。
そしてある時、突然気がついた。色がバラバラで、周りと調和してないことに! 試しに、妙に落ち着かない小物が多数置かれた棚を、1枚の布で隠してみた。すると、いきなり部屋がスッキリして見えたのだ。驚いて、キッチン含め、カバー類をすべて、今好きな色である、茶色やベージュなどで統一してみた。すると、今度は部屋全体が落ち着きを見せ始めた。色のノイズが減ったのだ。いつしか、部屋にいるのが楽しくなってきた。人に遅れること何年かはあえて考えたくないが、快適に過ごすために、インテリアにはこだわるべき理由があったことをやっと知ったわけだ。いや本当に驚いた(笑)。
とたんに、芋づる式にもう1つの疑問が解けた。「ティッシュボックスカバー」を使う理由だ。なぜわざわざそんなものを? と長年の謎だったのだ。ティッシュボックスの存在は生活に欠かせないものだが、その存在は唐突で、生々しすぎる。そこに、好きなインテリアに合ったデザインのカバーを掛けることで、部屋に馴染ませることができるのである。
「ティッシュボックスカバー」の価値が理解できた瞬間、その喜びを広く世界にシェアしたい衝動に駆られたが、「今さら何いってんの? あの人頭大丈夫?」と思われかねないので、黙ってネットで注文することにした。検索してみるといろんなケースやカバーがある。上からかぶせるハードタイプも多かったのだが、今回は「TENTE ティッシュボックスカバー」を選んでみた。色はもちろんBROWNEとBEIGEだ。下から全体を包み込むデザインのため、扱い易そうだったことや、コットン100%のパイル生地が優しそうだったことが選んだ理由である。
届いてすぐにティッシュボックスを入れてみたところ、いつものティッシュボックスが、かわいらしく見えた。違和感もない(2012年2月現在の筆者のセンス)。「ティッシュボックスカバー」の存在意義に、改めて確認できたと同時に、優しい肌触りと使い心地に感激。これまでは乱暴にババッと数枚連続で引き抜いていたティッシュも、スッと優しく1枚だけ引き抜くようになるなど、行動にも影響を及ぼしている。これはもう、女子力が上がったといっても過言ではないだろう。自身の進化に、思わず目を細めるこの頃である。
広げてみたところ | 箱の高さ50mm~62mmまでのティッシュボックスに対応するという |
中に入れてみた | ティッシュを出した状態で、マジックテープで固定する |
あっという間に装着完了 | パイル地なので軽い。全体を包んでいるので、つまんで持ち上げやすい |
壁掛けもできる |
カバーなしのティッシュボックスは、妙にリアル | 「TENTE ティッシュボックスカバー」をつけると、生活感も減少 |
製品名 | 製造元 | 購入価格 |
TENTE ティッシュボックスカバー(BEIGE、BROWNE) | ヘミングス | 各1470円 |
2012/2/21 06:00