USBでの充電にも対応するコンパクトなテーブルタップ

　仕事場のデスク周りに、電源タップが1つ必要になった。普通のものを購入するのはつまらないと、いろいろ探してみると、USBポート付で充電もできる面白いテーブルタップが発売されていたので購入した。

　最近は携帯電話をはじめ、冬に使うUSBウォーマー系製品など、さまざまな機器がUSBポート経由での給電を利用しているため、これを使えばわざわざパソコンの電源をつけたり、AC/USB変換アダプターを準備したりする手間が省けてありがたい。

　電源タップと同じ使い方なのだが、写真の通り、本体には回転するギミックがあり、中側に電源スイッチ、コンセントが1口、USBポートが2つ搭載されている。外側にはコンセントが3口あり、計6個の機器に電力を供給できる。また本体の電源ケーブルもプラグはスナップキャップ式で、壁と家具の狭い隙間にも挿すことができ、省スペース性でかなり頑張っている。デザインも電源タップにしては無骨ではないデザインでナイス。普通の電源タップに比べて価格は少し高いが、雷サージ機能も付いている。

　合計1500Wで利用する製品であり、大きな電力を消費する暖房器具などの製品は利用できないため、パソコン周りの電源に利用する、デスク向けの電源タップとして割り切って使うのが良いと感じた。パソコンの天敵である雷に対しても雷サージ機能内蔵。125Vまでの対応で、それ以上の220～240V（海外）には対応していないが、変圧器とのセットで持ち運べば、パソコンのUSBポートを無駄に占有せずに済むなど渡航先でも活躍できる。

　本体サイズは幅140mm×奥行き75mm×30mmで、コード長は約2m。パソコンのUSBポートが充電のために常に埋まり気味の読者にオススメの一品だ。

カセットテープのような外見。スナップキャップ式のプラグがありがたい	本体を回転させてUSB機器を繋げてみた