画面がクリアで見やすい!「スマートフォン専用 防水ケース」


スマートフォン専用 防水ケース

 正直にいうと、iPhone 3GSのころからiPhone 4の現在に至るまで、iPhoneを持ってお風呂に入らない日はない。ワンセグこそ見られないものの、半身浴をしながらメールしたり、音楽を聴いたり、動画を見たり、検索したり、読書したり、オークションをチェックしたり、通販サイトで商品を探したりと大活躍。

 このライフスタイルを可能にしているのが、ご存じ「ジップロック」などに代表される「フリーザーバッグ」である。ポリエチレン製で適度な厚みがあり、ダブルジッパーで水の浸入を防いでくれる。表面が濡れてもタッチ操作にはまったく支障がなく、そろそろくたびれてきたかなという頃までは繰り返し使えるので助かっている。ウッカリ浴槽に落としたこともあるが、無事だった。もちろん、あくまでも自己責任で使用しているのは言うまでもない。

 今のところ問題なく使用できているとはいえ、一般的なフリーザーバッグはiPhoneにフィットするサイズではないし、繰り返し使っているうちにくたびれてくる。いい加減専用の袋があってもいいのでは、と思っていたら、ふらりと立ち寄った店で偶然みつけたのが、このラスタバナナの「スマートフォン専用 防水ケース」だった。

 これは防滴II形相当の性能をもつ、ポリエチレン製の防水ケースである。口はダブルジッパーになっており、使い勝手はフリーザーバッグと同じ。中に端末を入れ、空気を抜きながらジッパーを閉じるだけだ。対応端末として、代表的なところでiPhone 4、iPhone 3GS、Xperia等があげられているが、これらに限らず、高さ120mm以内、周囲142mm以内の端末なら収納できる。

 水で濡れた手を気にすることなくタッチパネルの操作が可能で、中に入れた状態で通話も可能な点が大きな特徴だが、何よりも感動したのは画面の見やすさだった。非常にクリアなのである。フリーザーバッグの場合、スマートフォンを中に入れるのは本来の用途ではないので、多少霞がかったようになっていても仕方ないと思っていたが、「スマートフォン専用 防水ケース」は専用だけあって、透明度が高く、見やすい。手が濡れていると、若干指が滑りにくい感じもあるが、おおむね操作性は良好だ。1週間ほど連続して使用してみたが、目立つ劣化もなく、水の浸入もなかった。これなら、夏のレジャーにも活用できそうだ。「他のタブレット用もどんどん出てくればいいのに!」などと思っている次第である。

 なお、端末に保護ケースなどを装着している場合は、本製品に収納できないことがある。また、バンパーなどを装着している場合は、タッチしたときにケースと液晶の隙間を感じて操作しにくくなることもあるようだ。そしてやはり最後は自己責任で!

ケース本体。至ってシンプルジッパーは二重構造
iPhone 4を入れてみた。ジッパーの両脇には穴が空いているので、ストラップをつけられる水気の多い場所も安心。しかも画面が見やすい
ジャストサイズなので持ちやすいいろんなサイズがあればいいのに……

 

製品名製造元購入価格
スマートフォン専用 防水ケースラスタバナナ780円

 

 

(すずまり)

2011/6/23 06:00