弁当男子にも似合う!? ちょっとカワイイ折りたたみ携帯コップ


かわいらしいパッケージ。使うときはカバーを外してさっと上に引き伸ばすだけ
錠剤やお茶パック(やや窮屈)などを入れておける

 私は外食派である。特にお昼は会社近くの料理屋でランチをとることがほとんどで、お弁当なんぞをわざわざ早起きして自分のために作って自分1人で食べるなんてことは、あまりにも侘びしいのでここ十ン年間は1度もない。ただ、爽やかな春空のもと、公園でゆったりとお弁当を食べてくつろぐというのにも、憧れの気持ちをもっていたりもする。

 そんなピュアな憧れを胸に抱いていたら「UGUP(ウガップ)」なる製品を見つけた。そして、お弁当とセットで使ったら、そこそこおしゃれなのかも、と思ってしまったのである。たしかに、お手製のお弁当には携帯マグや魔法瓶、というのが相場なのかもしれない。しかし、お弁当と一緒に重い魔法瓶なんかを抱え、満員電車で通勤したり、昼時にえっちらおっちら公園まで移動したりするのはスマートさに欠けるのではないか。「UGUP」は直径わずか57mm、高さ22mmに小さく折りたたんで携帯できるコップだ。お弁当の包みにすら楽々ともぐり込ませることができるわけで、その点でバツグンのスマートさを演出できるのである。

 もちろん、飲み物を入れたまま運ぶことはできないし、製品名からうかがえるように、本来想定されている用途は「うがい」である。サイズが小さいだけに一度に入れられる量も少ないが、公園の水飲み場からいくらでも水を注げるうえに、お店で買ったドリンクを少しずつ移しながら飲むくらいのほうが、暴飲暴食を防止し健康増進を図るという点からは実に最適なサイズと言えなくもないのである。それに加えて、10種類のカラーバリエーションが用意されているのもうれしい。弁当箱のデザインに合わせやすく、センスの良い弁当箱セットとして堂々と公衆の面前でお弁当を開陳できるのである。中身は別として。

 また、「UGUP」にはカバー側に、小物を収納できるフタ付きのスペースが設けられている。錠剤などをしまっておくのがメインの用途ではあるものの、お茶パックなどを(やや窮屈ではあるが)入れておくのもよいかもしれない。とはいえ、にわか弁当男子的には、万一のときのために胃腸薬を忍ばせておくことで、すばやく応急処置が可能である点を推しておきたいところだ。

カラフルで豪華なお弁当に見えてウキウキ倍増近くにいる人から飲み物をおすそ分けしてもらえることも

 

製品名製造元購入価格
UGUPNANKAIDO565円

 

 

(hinotomi)

2011/4/21 06:00