本日の一品

外出時の戸締りなど習慣チェックに便利、名刺サイズのアナログチェッカー

 家を出たあとに、きちんと鍵をかけたか、窓は閉めたか、エアコンなどはオフにしたかなど、不安になるのはよくある話。こうした時に便利なのが、今回紹介するコモライフの「火の元・戸締りチェッカー」だ。

「火の元・戸締りチェッカー」本体。素材はプラスチック

 これは、戸締まりなどのタスクを実行したかどうかをチェックできるツールだ。タスクを書き込む欄が6つあり、スイッチを横にスライドさせて「×」を「○」にすることで、各タスクが完了扱いになる。外出時にこれを使って身の回りをチェックし、帰宅時にリセットする習慣をつければ、うっかり忘れるミスを防げるようになるというわけだ。

同梱品一覧。ラベルシールや取説が付属する
付属のラベルシール。バリエーション製品では子供向けのアイコン入バージョンもある
購入直後、ラベルが貼られていない状態
ラベルを貼ったところ。文字サイズは大きく視認性は高い

 毎日繰り返すタスクは、スマホのタスク管理アプリや習慣チェックアプリを使っても、きちんと管理するのはなかなか難しいもの。そもそも、スマホを取り出してチェックを入れる行為自体を忘れてしまうことも少なくないだろう。その点、このツールであれば、キーホルダーなどにも付けておけるサイズで、取り出してすぐに扱えるので重宝する。

 これならば、スマホを所有していない年配の親族に持たせるのにも有用だろうし、子供が使うのに向いたアイコン入りのバリエーションも用意されている。理想を言えば、すべてのチェックを一括で外せる仕組みがあればなお良かっただろうが、使い方が複雑になっては元も子もない。価格もリーズナブルで、試してみる価値は十分にあるだろう。

作業が済めば下段のスイッチをスライドさせて完了扱いにする

 薬の服用チェック、子供の登校時の持ち物チェックなど、応用次第でさまざまな用途に使える本製品だが、唯一気をつけたいのは、並行して走る可能性があるタスクの管理には向かないことだ。

 例えば「書類に記入」「捺印」「投函」といった書類発送の手順を本ツールでチェックしようとすると、書類発送の作業が同時に2つ発生した時点で、どこまで進めたか分からなくなってしまう。このような、並行して複数発生しがちなタスクではなく、必ず同時にひとつしか発生しないタスクに使うのが、コツといえそうだ。

キーホルダーにつけて持ち歩くのも容易だ
製品名発売元実売価格
火の元・戸締りチェッカーコモライフ819円