本日の一品
今年は「BIC BOY」フィギュア付き、BICのステーショナリーセット
2017年7月3日 06:00
オレンジボディでボールド(太字)な筆跡が特徴のフランスの筆記具メーカーといえば「ソシエテ・ビック社」だ。ソシエテを外した、ただの「ビック(BIC)」なら、多くの読者に馴染みがあるだろう。ライターやシェーバーも手がけているが、BICといえばやはりボールペンだろう。
そのボールペン事業では一時期、世界的なホテルチェーンが備え付けているボールペンは、すべてBICの0.7mmか1.0mmではないかと思えるほどの勢いだったが、今ではその数も大きく減って残念な限りだ。
新しいビックボールペンが発売されると、使う当てがなくてもひとまずは数本を大人買いするほどボールペン好きな筆者だが、普段使いはBICのボールド(1.0mm太字)。昔からBICのボールペンには目がないほど“BICフリーク”なのだ。そんな筆者が毎年楽しみにしているのが、BIC社のさまざまな筆記具をアソートにした“ステーショナリーセット”だ。
先日、文具屋さんをふらふらと回遊していたときに偶然見つけたのは、ビック社のマスコット「ビックボーイ」がてっぺんに鎮座している円筒形のペンケースに入った「ビックボーイステーショナリーセット」だった。
ペンケースの中身は、「4色ボールペン0.7mm(黒・赤・青・緑)」、ボールペン「クリスタルエクストラスムース0.7mm 黒」、超太字ボールペン「クリスタル 1.6mm 蛍光オレンジ」、マーカー「ハイライターグリップ ピンク」、シャープペンシル「マティックGスパイシー0.7mm」、スティック糊「グルースティック」と、全部で6種類のアソートだ。
ボールペンについてはボールド(太字1.0mm)モデル以外に全く関心が無い筆者なので、今回、興味を特に持ったのはボール径1.6mmの超太字でインクが蛍光オレンジの「クリスタル1.6mm」だった。通常のハイライター(マーカー)は、幅広のフェルトペン先を使って一回で強調点や注意箇所をマーキングするのが一般的だが、「クリスタル1.6mm」は、何度か上書きして強調するイメージにピッタリのボールペンだ。そもそもがボールペンなので、マーカーとして使うだけでなく、同時に文字やイラストを筆記できるのも強みだ。
ほかに気に入ったのは“パンダカラー”のボールペン「クリスタルエクストラスムース」。もしこれが0.7mmのウルトラファインじゃなく、1.0mmのミディアムであれば、ぜひとも普段使いのボールペンにしたかったところだ。定期的にアソートやパッケージをガラリと替えて発売されるBICのステーショナリーセットは、いつも目が離せないステーショナリー界の面白アイテムだ。
製品名 | 販売元 | 購入価格 |
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ビックボーイステーショナリーセット | BIC | 853円(税込) |