てっぱんアプリ！
“時間どろぼう”にご用心。スマホの使い方を考えさせられる「スマホ利用時間チェッカー」
（2015/11/27 06:00）
スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します！
アプリ名： スマホ利用時間チェッカー
開発者： Benesse Corporation
価格： 無料
対応OS： Android 4.0 以上
カテゴリ： ツール
ダウンロード： Android
“歩きスマホ”が問題視されるほど、今や誰もがあらゆる場所でスマートフォンを使うようになった。待っている時間も、ご飯を食べている間も、あるいは自宅に帰った後も、ほとんど常にスマートフォンの画面をのぞき込んでいるのではないだろうか。果たして1日にどれくらいスマートフォンに時間を費やしているのか、1週間や1カ月間で計算するとどれくらい時間を無駄にしているのか、それを可視化してくれるのが今回紹介する「スマホ利用時間チェッカー」だ。
“時間どろぼう”に奪われたあなたの時間は？
「スマホ利用時間チェッカー」は、ユーザーがスマートフォンを使用した時間を集計して教えてくれるアプリ。猫っぽい姿をした怪しげなキャラクター“時間どろぼう”が現れ、使用時間をユーザーから奪った時間としてカウントするコミカルな演出がユニークだ。
使用準備は、インストールしてニックネームや性別、興味のある事柄を選んで後は待つだけ。1日が経過したところで改めて本アプリを起動すると、前日の0時から24時までの間で、ユーザーがスマートフォンを操作した時間を“時間どろぼう”が教えてくれる。長時間使っているようだと、「こんなにもらっちゃっていいのかよー！」などと、ユーザーを煽るようなセリフを吐くのがちょっと憎らしい。
過去の履歴をグラフで分析
使用時間は履歴として記録されていき、2日前と比較してどれくらい使用時間が増えたか・減ったかを表示。履歴を元に当月の総使用時間を予測してくれるのに加え、過去の使用時間をグラフ表示して推移を簡単に把握したり、円グラフで使用アプリのジャンル別に消費した時間の割合をチェックすることも可能だ。
これらの情報を参考に、最近どれくらいスマートフォンにハマっているのか、使用時間がどんどん長くなっているのか、短くなっているのか、もしくはしばらく高止まりしているのか、といった分析ができ、さらには曜日によって使用時間が変わっているかどうか、なども気付くことができるだろう。
スマホを使用したことを「なかったこと」にもできるが……
後悔してもスマートフォンに消費してしまった時間を取り返すことはできないが、あまりに長時間使いすぎていて今後の使い方を改めたい、と反省したら、メニュー画面から「心を入れかえる」を選択し、記録をいったん全て消去して「なかったこと」にすることもできる。
明日から頑張るのか、来月から頑張るのか、あるいは来年から頑張るのかは自分の気持ち次第。1日の使用時間の結果が出た時はショックかもしれないが、ありのままを受け入れて、改めてスマートフォンの利用の仕方について考え直したいところだ。
