てっぱんアプリ!

Google ドライブの保存容量を増やしたいなら「ローカルガイド」になろう

 スマホを、もっと楽しく快適に使うには、アプリを活用しよう。本コーナーでは、続々登場する旬なアプリの中から編集部が厳選した、スマホユーザー必携の“てっぱん”アプリをご紹介します!

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アプリ名: Google マップ
開発者: Google Inc.
価格: 無料
対応OS: iOS 8.0 以降、Android OS
カテゴリ: ナビ
ダウンロード: iOS Android

 仕事などでガンガン使っているGoogle ドライブのオンラインストレージが、もうすぐ一杯になりそう……。そんな時は有料のアップグレードプランを検討するしかないのだろうか。いや、そんなことはない。実は無料でストレージ容量を増やす方法がある。Google マップの「ローカルガイド」になればいいのだ。

「Google マップ」の1機能「ローカルガイド」

スポットの写真を投稿するだけでもポイントゲット

 「ローカルガイド」とは、Google マップの1機能として用意されている、地図上のスポット情報の編集や追加といった作業を担う一般ユーザー向けプログラムのこと。最初にWebサイトから「ローカルガイド」に参加登録し、Google マップアプリのメニューから「自分の投稿」を選ぶことで、ローカルガイドの各種機能を利用できる。

 ローカルガイドになった後は、地名以外のほとんどあらゆるスポットについて詳細な情報や写真を投稿でき、作業に応じてローカルガイドの“ポイント”を獲得可能だ。例えば、よく通っているレストランの外観や料理の写真を投稿したり、店名や営業時間、関連付けられているWebサイトのURLなどが誤った情報の時は修正したりすることで、ポイントをゲットできる。まだ地図上にない新しいスポットを登録するのもOKだ。

ローカルガイドのWebページにアクセスし「参加する」をタップ
Google マップのメニューから「自分の投稿」を選ぶとローカルガイドの機能を利用できる
スポットの住所を更新したり、写真を追加したりするとポイントゲット
「情報の修正を提案」から、そのスポットのカテゴリーなどを修正することでもポイントが得られる
行ったことのあるスポットに評価とコメントを投稿するのもよし
スポットに関する質問に答えてもポイントゲット。ただし、たくさん回答してももらえるのは1ポイント

200ポイントでGoogle ドライブ100GB分が無料で使えるように

 スポットの評価とコメントを投稿したり、アプリに表示される各スポットごとの簡単な質問に答えていくことでもポイントをもらえる。このポイントを一定以上まで稼ぐことでレベルが上がり、ローカルガイドとしてできること、Googleから得られる情報などが増える。そして200ポイントに達するとレベル4となって、Google ドライブのストレージ容量を無料で増やせる特典が与えられる、というわけ。

 増やせる容量は、2017年2月現在、1年間の期限付きで100GB。2016年中頃までは1TBだったり、期限が2年間だったりと、かなりお得な特典内容だったようだが、現在は大きく縮小してしまった。とはいえ、Google ドライブのオンラインストレージは、GmailやGoogle フォトなどの保管先となっていることもあり、仕事などで使っているとすぐに不足してしまう。無料の15GBやG Suite(旧Google Apps)の30GBに100GBプラスされるだけでも、かなりの助けになるだろう。

200ポイントまで到達するとレベル4に
レベル4で、Webブラウザーからローカルガイド専用ホームにアクセスできるようになる
このローカルガイドホーム上でGoogle ドライブの特典を申し込める
もともとの無料分の15GBに100GBが追加された

 通勤時の電車の中でコメントを書き込んだり、昼休みに仕事場近くの店舗を調べて写真投稿したりしているだけでも、200ポイントを稼ぐのはそれほど難しくはないはず。近隣のレストランを調べてレベルアップしていくうちに、職場でも評判の食通になれたりするかもしれない。