クランクブラザーズのjoplin 4rがイイ♪

2011年4月20日 06:00

 CRANK BROTHERSjoplin 4rというシートポストを買った。自転車のサドル高を手早く調節できる機能を持つシートポスト(サドルを支えるパイプ)ですな。これをMTBに装着して使っている。

 拙者のMTBのサドル高は、ロードバイクと同様のセッティングなので、山あり谷ありのトレイルを走る場合はチト高い。その場合はいつものセッティングからちょっとサドルを下げたい。シートポストはクイックレバーで上下できるので、それで下げればいいんだが、いちいち自転車から降りてサドル高を調節するのがチョー面倒だと感じていた。

 ので、「自転車に乗ったままサドル高を調節できるグッズ」を探し求めた。結果、上記のjoplin 4rに行き着いたので、ズギャッと購入。即使用。結論を言えば、も~超便利でサイコー!! である。

 joplin 4rは、手元のレバーを倒せばサドル高を無段階で調節できる。レバー倒してサドルに体重をかければ低くでき、レバー倒してサドルから腰を浮かせば高くできる。事務イスなどの高さ調整と同様ですな。ともかく、走行中でも両手をハンドルに置いたまま、サドル高を自由に調節できるというわけだ。

 ちなみに、joplin 4は2種類ある。上記のように(リモートコントロールレバーで)高さ調節可能なjoplin 4rと、シートポスト上部(サドル下)に高さ調節用レバーが付いたjoplin 4lがある。joplin 4lの場合はシート高調整時、片手をサドル下にもっていく必要がある。なお、両タイプにシートポスト径別に2種類(30.9mmと31.6mm)があるので、合計4種類ってコトですな。

 さらに言うと、レバー固定式のjoplin 4lでも、joplin remote kitを使って組み替えれば、joplin 4rとして使える。拙者は当初、「joplin 4l+joplin remote kitを買って、サドル下レバーとリモートコントロールレバーを体験してゆきたい!!」とか考えたんだが、ナゼかレバー式もremote kitも在庫切れ状態だったので、成り行きでjoplin 4rを購入した。

 しかし拙者的結論から言えば、joplin 4rにして正解だったと思う。てのは、現実的な話、ダートロードで片手運転はかなり危険だから。一瞬試してみたが比較的に平坦なダートでも、片手だとずいぶん不安定になる。

 さて、拙者の場合、joplin 4rのパイプが最大に伸びる位置を舗装路走行用のサドル高(ロードバイクと同じ高さ)にセットしている。腰を浮かせてレバーを倒せば通常走行時のサドル高になるんですな。で、主にダートの下り坂では、傾斜に応じてサドル高を下げている──サドルに腰を置いた状態でレバーを小刻みに動かせば、少しずつサドル高を下げていける。

 joplin 4rを使い始めてからまだ100km程度しか走っていないが、容易にサドル高変えられるわりにはガタとかないし、レバーも扱いやすいし、非常に好印象。高価ですけどネ。

 ひとつ、機構からの問題か、自転車を90度立てた状態(バイクスタンドに吊した状態)だと、レバーを倒さなくてもサドルを下げることができちゃって違和感がある。が、通常走行時は問題なく使えている。

CRANK BROTHERSのjoplin 4r。サドルの高さを手軽に調節できるシートポストなのだ。日本国内では3万円くらいで売られているシートポストとしては、直径が30.9mmと31.6mmの2種類が存在する。自分の自転車のシートポスト径に合う方を買わないといけない高さ調節可能なシートポスト本体以外に、ケーブル式のリモートコントロールレバーが付属する。ハンドルにレバーを取り付ける

 

リモートコントロールレバーはこんな感じ。アルミと思われる金属製で、非常にしっかりと作られている。全体的に作りがイイですな自転車のハンドルにリモートコントロールレバーを装着したところ。これは自転車の前方から見たところですな。人差し指で操作可能ハンドルの手前からリモートコントロールレバー装着状態を見たところ。ブレーキ操作と同じ程度の力でレバーを倒すことができる

 

joplin 4rをセットしたところ。写真はいちばん伸びた状態。黒い線はリモコンのケーブル。サドル角度がちょっとヘンなのはご愛敬いちばん縮めた状態がこれ。調整可能な範囲は4インチ(100mm)。これだけ調節できれば、激坂下り腰引きライドも問題なく行えるニョプリンってニャにかしら? サニョルらしい。ニョプリンのサニョルね。ニョプリンのサニョルだよね。ニャ。ニャ。みたいな