みんなのケータイ

 Windows 10の提供開始日が2015年7月29日と公式に発表された。そうなると気になるのはWindows Phone 8.1スマートフォンのWindows 10へのアップグレード時期だ。実は筆者はWindows Phoneはメイン機ではなくサブ用途に使うことが多いのだが、Windows 10になればいつでもどこへでも持ち出せる超小型PCとして、今まで以上に活用することになるだろうと期待している。

今回の旅の友はマイクロソフトのLumia 435 DS。デュアルSIM対応が何気に便利

 ちょうど今はCOMPUTEXの取材で台北に来ている。今回持ってきているのはMicrosoftのLumia 435 DS(デュアルSIM)。台湾で買ったLTE対応のプリペイドSIMはメインのAndroidスマートフォンに入れ、このLumia 435は普段使っている香港のSIMと、台湾の通話用SIMの2枚を入れて便利に使分けている。画面サイズは小さいものの、OneDriveに保存しておいた地図などのデータを閲覧するのにも重宝して使っている。

 さてCOMPUTEXのMicrosoftブースには気になるWindows Phoneが展示されていた。NokiaのLumia 830とマウスコンピューターのMADOSMAだ。どちらも日本でアナウンスされたばかり。

 Lumia 830は日本マイクロソフトの社員用限定とはいえ、Nokiaブランドの最後グループのLumiaが技適を通して日本に投入されるのは、日本から撤退して久しいNokiaの再登場ということで永年のNokiaマニアの筆者にとっては感慨深い。

COMPUTEXのMicrosoftブース
最新のWindows Phone製品が展示されていた

 また、マウスコンピューターの製品はまだ数が少ないWindows Phoneの中にあって、Microsoftなど大手メーカー製品と並ぶ扱いで展示が行われていた。こちらは6月18日の発売予定で、筆者も入手する予定だ。Windows Phone 8.1はHereマップなど日本対応が未対応なものもあるが、Windows 10へのアップデートが行われればかなり実用的なスマートフォンとしてメイン機としても使えるかもしれない。

MADOSMA(左)とLumia 830(右)
日本メーカーのオリジナル端末と、Nokia端末が同じOSを採用というのも面白い

 日本に絡んだ2製品が展示されていたCOMPUTEX。開催地はPCの本場台湾だけに、来年はPCメーカーの製品も含め、Windows 10スマートフォンが多数展示されるだろう。今から1年後が楽しみである。